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イラストの描き方講座

③Photoshopを使ってみよう!

ステップアップ!プロが使うPhotoshopを使ってみましょう!
※ここではMacintosh、Photoshop CS4を使用して解説します。

今回はこのイラストを作成します。
※本講座③では、実際に操作を行いながら、使い方を学べるよう実習用素材を用意しています。ダウンロードしてお使いください。

<下描き>
下描きする紙はコピー用紙など、なんでもOKです。
鉛筆で下描きを描きましょう!

<ペン入れ>
「画材の説明」で紹介したような、普通のペンで構いません。着色用と線画用の2点作成します。

太めのペンで、ラフな線を描きます。
線を閉じる必要はありません。
   
細めのペンで、線をすべて閉じて描きます。
 

太い線で描いたイラストは線のみを利用し、細い線で描いたイラストは、色を塗るために使用して線は利用しません。

実習用素材のダウンロード >>> ペン入れ画像1 >>> ペン入れ画像2

ペン入れした線画をスキャナーで読み取ります。

< Photoshopを開く >
ツールパネル、各種パネルが表示されていることを確認してください。
ツールパネルが表示されていない場合は、上部メニューの[ウィンドウ]→[ツール]で表示されます。
各種パネルは上部メニューの[ウィンドウ]→(必要なパネルを選択)で表示されます。
下図のような配置で作業を始めます。

<情報パレット>

スキャナーで取り込んだ太い線画の画像データをPhotoshopで開きます。
[スポイトツール] (表示されている色のサンプリングや情報を確認することができます)にし、バックの白い部分に触れ、赤い矢印の情報パネルを見てください。
CMYKの部分に5%とか4%とか表示されています。これは、色が少しのっていて「白では、ありませんよ~」と示しています。
 

<レベル補正>
まず、バックを白くしましょう。
上部メニューの[イメージ]→[色調補正]→[レベル補正]で開いたダイアログボックスの赤い矢印の部分を左右に移動し、バックを白く、線を黒く補正します。

情報パネルのCMYKの部分がすべて0%になり、バックが白く補正されました。  
<近似色を選択>
[自動選択ツール] (選択範囲を自動的に決定してくれます)で線の一部を左クリックし、上部メニューの[選択範囲]→[近似色を選択]で黒い部分がすべて選択されます。
 

黒い線の部分が選択された状態です。

<選択範囲を反転>
上部メニューの[選択範囲]→[選択範囲を反転]でバックの白い部分がすべて選択されます。
 

<消去する>
上部メニューの[レイヤー]→[レイヤーを複製]を選択、[編集]→[消去]により、背景を消去し、線画だけを残します。

背景のレイヤーを非表示 (レイヤーの[目]をクリック) にすると下の画像のようになります。これは「黒以外の部分は透明になりましたよ」という意味です。

<線をきれいにする>
次に、スキャナーで取り込んだ細い線画の画像データをPhotoshopで開きます。
「レベル補正」で行った要領で、こちらの画像も同様に線をきれいにします。
 
<新規レイヤーの作成>
レイヤーパネルの赤い矢印の部分をクリックすると、レイヤーが新しく作られます。
上部メニューの[レイヤー]→[新規]でも同じことができます。一つのことを行うにしても、数パターンの方法がソフトには用意されていますので、自分がやり易い方法をみつけると良いです。
 
<自動選択ツール>
[自動選択ツール]で、インコの一羽をクリックします。
 

<ブラシツール>
[ブラシツール] (色を塗ることができます)で、上のレイヤーに色を付けていきます。

<レイヤーに分ける>
インコをそれぞれレイヤーに分けて色をつけていきます。

<クチバシの塗りつぶし>
新規レイヤーを作り、[自動選択ツール]でクチバシや足の部分をクリックし、上部メニューの[編集]→[塗りつぶし]を選択するとべた塗りができます。クチバシと足の塗りの作業では、後でぼかしなどの処理を行わないため、一枚のレイヤーに描いても構いません。

<バックの塗りつぶし>
背景の上に新規レイヤー作り、クチバシの塗りつぶしの作業と同じように、上部メニューの[編集]→[塗りつぶし]を選択し、バックを白色で塗りつぶしてください。すると、背景の線が隠れます。

<レイヤーを移す>
先ほどの「バックを透明にした線画」を左クリックし、マウスボタンを押したままの状態で、マウスを「色を塗った絵」の上に移動して放します。
※左クリックした状態で任意の場所までマウスを移動し、左クリックを放す操作を「ドラッグ」といいます。

このように線画を移動することができました!

<目だけを選択する>
[なげなわツール] (大雑把に輪郭を囲むことができます)で、左クリックしながら目の周りを囲んで選択してください。この時[シフトキー]を押したまま囲むと、続けてすべてを選択することができます。

<コピー&ペースト>
上部メニューの[編集]→[コピー]で先ほど選択した目を複製します。上部メニューの[編集]→[消去]を行った後、 [編集]→[ペースト]を選択すると、赤い矢印の新しいレイヤーが作成され、目だけがコピーされて線画から目が消えます。

<目の移動>
右端にある目を[なげなわツール]で選択し、[移動ツール]で動かしてクリーム色の鳥の目の位置に持って行きます。
※実践のため、画像右端に「目」を配置しています。

<レイヤーの名前を変更する>
赤い矢印の位置でダブルクリックするとレイヤーの名前を変更することができるようになります。
目がない線画を「線」という名称に変更し、目だけのレイヤーを「目」という名称にします。
 

<線の色を変更する>
[自動選択ツール]で「線」レイヤーの黒い部分以外の場所(透明な部分)をクリックすると、バックが選択されます。上部メニューの[選択範囲]→[選択範囲を反転]で黒い線の部分が選択されます。上部メニューの[編集]→[塗りつぶし]を選択するとダイアログボックスが開き、線の色を変更することができるようになります。
※白・グレー・黒の色は後から補正できないため選ばないでください。

<色調補正>
上部メニューの[イメージ]→[色調補正]→[色相・彩度]で開いたダイアログボックスの色相や彩度、明度の三角形のスライダーを左右に動かすことで「線」を好みの色に変更することができます。

<ボカシ(ガウス)>
上部メニューの[フィルタ]→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)]で開いたダイアログボックスで、塗った色をぼかす設定ができます。

それぞれのインコのレイヤーをすべてぼかしていきます。
※[フィルタ]→[ぼかし(ガウス)]を選ぶと、前回使用した設定をそのまま使うことができます。
 
 

レイヤー「線」を非表示にすると「ふわふわなインコ」になりました!

<選択範囲を変更>
[自動選択ツール]で「目」レイヤーの黒い部分以外の場所(透明な部分)をクリックすると、バックが選択されます。
上部メニューの[選択範囲]→[選択範囲を反転]で目の部分が選択されます。
上部メニューの[選択範囲]→[選択範囲を変更]→[拡張]で開いたダイアログボックスで操作すると選択した部分の大きさを変更することができます。
 

<目の周りを白くする>
「目」レイヤーの下に新規レイヤーを作り、上部メニューの[編集]→[塗りつぶし]で選択した部分に白色を塗ります。

<カンバスサイズ>
絵を描いているうちに「あれ~画面が足らなくなった~」と思うことがあるでしょう。
その場合、描いている画面の大きさを変更することができます。
上部メニューの[イメージ]→[カンバスサイズ]を選択するとダイアログボックスが開きます。画面の上にスペースを増やしたい場合は、赤い矢印で示した[基準位置]の下の部分をクリックし、[高さ]の数字を増やしてください。

<文字を入れる>
[文字ツール] (文字を入力することができます)を選び、文字を置きたい画面上でクリックし、文字を入力してください。赤い矢印の箇所で文字のタイプを選べます。青い矢印の箇所では文字の大きさを変更することができます。

<フォントの色>
文字を左クリックしたまま文字の上を移動すると範囲指定することができます。
文字が選択されている状態で、スウォッチ(色見本として、様々な色が登録されているパレット)の色をクリックすると、文字の色が変わります。

<レイヤーの複製>
複製したいレイヤーを左クリックで選択し、マウスボタンを押したまま赤い矢印の所までドラッグして放すとレイヤーを複製することができます。
この方法で文字のレイヤーを複製してみましょう。
  <ラスタライズ>
(文字データを画像データに変え、編集しやすくすること)
複製した文字レイヤーを表示している状態で、上部メニューの[レイヤー]→[ラスタライズ]→[テキスト]を選択すると文字データが画像データに変換され、文字を編集することができるようになります。
 

<文字に色を付ける>
ラスタライズしたレイヤーを文字レイヤーの下に移動し、上のレイヤーを非表示にします。
[自動選択ツール]で、ラスタライズしたレイヤーの黒い部分以外の場所(透明な部分)をクリックします。
上部メニューの[選択範囲]→[近似色を選択]を選び、続けて[選択範囲]→[選択範囲を反転]を選択すると文字の部分が選択され、[編集]→[塗りつぶし]で色を変更することができます。

<文字をぼかす>
上部メニューの[選択範囲]→[選択を解除]を選択してから、上部メニューの[フィルタ]→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)]で開いたダイアログボックスで、半径の数値の変更、またはスライダーを左右に移動して文字をぼかします。
 
<文字を移動する>
文字レイヤーを表示にして、ラスタライズしたレイヤーを少しずらします。この時、上の文字レイヤーが動くようであれば、赤い矢印の部分「自動選択」のチェックをはずすことで、選択したレイヤーのみを移動することができるようになります。

<影の色を変更する>
色調補正を行います。
上部メニューの[イメージ]→[色調補正]→[色相彩度]で開いたダイアログボックスの色相や彩度、明度の三角形のスライダーを左右に動かし、影らしい色にします。
 
<リンクする>
[シフトキー]を押しながらレイヤーをクリックすると、複数のレイヤーを選択することができます。この状態で赤い矢印の部分をクリックすると、複数のレイヤーはリンクされ、移動する時、ずれることなく動かすことができます。
 
<線の不透明度>
赤い矢印の部分の数値を変更すると、レイヤーの透明度を変えることができます。
 

完成!

着色の仕方を通して、Photoshopの操作方法を解説しました。
Photoshopはバージョンによって、使える機能も操作方法も異なります。色々と使って試してみてください。

注意:本講座③で提供している実習用素材の著作権は小川アリカ氏にあります。

 

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